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Rent to own という選択肢はもっと広まっていい

普通、物を購入する際には「一括払い」・「分割払い」の2パターンかと思いますが、
最近では「Rent to own」という選択肢も広まりつつあることを知りました。

これは物品をレンタルとして持ち始めるけど、途中で購入もできる(所有物に変わる) という制度です。

上のは簡単なイメージで実際のサービスでは若干違ったりしてますが…

認知が広まったらすごく流行りそうな仕組みと思ったので、導入しているサービスを調べてみました。

例①:ドイツのGrover

Grover WEBサイトより

家電製品のレンタルサービスです。

Rent to ownの分野ではパイオニアになるのかもしれません。
購入価格のだいたい5~10%くらいの月額で家電製品などをレンタルすることができます。
レンタルの累計金額が小売価格に達した、3か月後に自分の所有物となります。
1年後~1年半くらい後に自分のものになる感じです。その後はどう使おうと所有者の自由です。

レンタルの累計金額が小売価格に達する前でもレンタル⇒購入に切り替えることもできます。
Groverの場合はこれまで支払ったレンタル金額の30%を小売価格から差し引いた金額で購入することができます。

もちろんレンタルですから使わないなと思ったら返却することもできます。
追加の費用も当然発生しません。
Groverでは基本的にすべての端末でこの購入制度が適用可能です。

PS4、プロジェクター、GoPro、Airpodsなどが人気みたいですね。

会社としても80億円近いの資金調達を行ったとのことで、かなり注目されています。

例②:日本のレンティオ

レンティオもらえるレンタル WEBサイトより

こちらもカメラや家電などのレンタルサービスです。

「もらえるレンタル」という制度があり、商品こそ限られていますが、
床拭きロボットやスマートウォッチ、スマートリモコンなどを取り扱っています。
こちらもだいたい販売価格の10%程度の月額でレンタルすることができ、12か月経過後に自分のレンタルから自分の所有物に変わります。
まだ世間に浸透していない、かつ毎日使うような新製品に適用している点がいいと思いました。
便利だとは分かっていても新しいものを買うのには少し勇気がいりますが、レンタルからなら試してみようかなと思えます。
個人的にスマートリモコン使ってみたいですね。