ビジネスでしばしば使うことのある大容量ファイルの共有サービス、皆さんの会社では何を使っていますでしょうか。
大きな会社ではそれ専用のシステムを持っていたりしますが、中小企業ではなかなか導入が難しいところです。
先日、無料のファイル転送サービスである「宅ファイル便」が不正アクセスによる情報流出をしてしまいました。
(第3報)「宅ふぁいる便」サービスにおける不正アクセスによる、お客さま情報の漏洩について(お詫びとお願い)
このたびはファイル転送サービス「宅ふぁいる便」の一部サーバーに対する外部からの不正アクセスにより、約480万件のお客さま情報が外部に漏洩し、ご利用の皆さまに多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。
これ、地味にまずいのがパスワードも含め、暗号化されてなかったみたいですね…。まだ被害は確認できてないみたいなんですが、宅ファイル便と同じアドレス・パスワードで別サービスも登録してる、という方は至急パスワード変更しておくことをおすすめします。
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宅ファイルの代わりは Google ドライブ が便利
無料で使えるファイル共有サービスといえば、ギガファイル便などもありますが、個人的にはGoogleドライブがおすすめです。
Googleドライブでファイルの共有を行うためにはGoogleアカウントが必要となります。
受け取り側はGoogleアカウントは不要です。
宅ファイル便などのファイル転送サービスは複数のファイルを送付する場合、ZIPファイルにまとめる必要がありますが、Googleドライブではその必要はありません。
共有手順
共有するためのフォルダを作成する

まずは共有するためのフォルダを「マイドライブ」⇒「新しいフォルダ」から作成します。

フォルダができました。共有した相手にはこのフォルダだけが参照でき、ほかのファイルにアクセスするこはできません。
ファイルをアップロード
ファイルをアップロードします。ドラッグ&ドロップでアップロードが可能です。ZIPファイルに圧縮する必要もありません。

共有リンクを発行する
共有したいファイルのアップロードが終わったら共有するためのURLを発行します。
フォルダ名 ⇒「共有可能なリンクを取得」を選択します。

URLが表示されます。これをコピーして相手に送ると先ほどアップロードしたファイル一覧画面に相手のPCからもアクセスできるようになり、参照・ダウンロードができます。

ZIPファイルだと確かにひとまとめに送付できるメリットもありますが、中には不要なファイルなどもあります。
Googleドライブの共有機能ならサムネイルでファイルを確認でき、必要なファイルのみをダウンロードできるので、PCのストレージ容量を圧迫する心配もないです。
Googleのセキュリティ
セキュリティ面においてもそこはGoogleのサービスです。
HTTPSによる暗号化はもちろん、何重もの対策がなされています。
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