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今ちょっとブームの音声翻訳機
ポケトークやili(イリー)といった音声翻訳機が巷で軽くブームとなっています。
ポケトークは出荷台数が20万台を突破したとのことで、かなり需要があるみたいです。海外旅行で不安を感じる人や、インバウンド需要で訪日観光客が増えたことで、その対応に使っている人が多いようですね。
もちろん、これらの商品は「翻訳」ということに特化したUIのもと、作られているのでスムーズに翻訳ができるでしょう。
ただ、基本的な翻訳・通訳は今持っているスマホでできてしまうということをご存知でしょうか。結論から言って、「Google翻訳でいいじゃん」って記事です。
自分のスマホがそのまま音声翻訳機になる「Google翻訳」

みなさんご存知「Google翻訳」です。1度は単語を調べたりで使ったことがあるんじゃないでしょうか。スマートフォン用のアプリケーションです。
スマートフォンには当然のことながらマイク・スピーカー・通信機能がついていますので、ソフトウェアをダウンロードするだけで翻訳機として機能します。
テキストを翻訳するだけではなく、海外旅行や、外国人観光客に対する接客など、かなり使える場が多いです。市販の翻訳機とほぼ同等、もしくはそれ以上のパフォーマンスを発揮してくれるアプリだと思っています。
具体的な機能について、次のセクションでご紹介します。
Google翻訳の実力
無料
まず、無料です。スマホさえ持っていれば誰でも使用できます。どれだけ使っても無料です。
文字や音声による翻訳
文字や音声による翻訳が可能です。
まあこの機能は別のアプリでも実装されています。
会話を翻訳
音声翻訳機としての機能です。
ポケトークみたいな相互翻訳ですね。実はGoogle翻訳でもできてしまいます。
動画プレーヤー
マイクボタンを押している間、音声を聞き取ります。
言語は自動的に判断されるので、どちらが喋っても問題ありません。
言語によってはまだ細かい表現が怪しかったりしますが…だいたいのニュアンスはつかむことができそうです。
Google翻訳はGoogleの翻訳エンジンを使っているのに対して、
市販の翻訳機は別の翻訳エンジンや、Googleを含む複数のエンジンの組み合わせによって翻訳されています。通訳精度という点では市販品の方が優れている場合もあります。
カメラによる翻訳
この機能も旅行のときには大活躍するのではないでしょうか。
「カメラ入力」をタップします。

例えば、下のような標識を見かけたとしましょう。カメラ入力モードで標識にカメラを向けます。

すると翻訳されます。厳密な意味とはずれているとしても、おおよその意味はすぐにわかりますね。

Googleアシスタントにも会話通訳機能が追加
GoogleアシスタントはGoogleの開発したAIアシスタントです。「おっけーGoogle」で応答してくれるあれですね。Googleアシスタントに通訳モードが追加されました。
「おっけーGoogle、英語を通訳して」と話しかけると、通訳モードに入ります。
日本語で話しかけているので、Googleは「日本語⇔英語 間の通訳だな」と認識します。どちらの言語で話しかけても英語を聞き取ったら日本語へ、日本語を聞き取ったら英語へ翻訳してくれます。
ホテルのカウンターや店舗のレジ前などにおいておけば、外国人の対応に力を発揮してくれそうです。
現在、Google アシスタントを使って翻訳できる言語は次のとおりです。
- チェコ語
- デンマーク語
- オランダ語
- 英語
- フィンランド語
- フランス語
- ドイツ語
- ギリシャ語
- ヒンディー語
- ハンガリー語
- インドネシア語
- イタリア語
- 日本語
- 韓国語
- 北京語
- ポーランド語
- ポルトガル語
- ルーマニア語
- ロシア語
- スロバキア語
- スペイン語
- スウェーデン語
- タイ語
- トルコ語
- ウクライナ語
- ベトナム語