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社内の情報共有どうしてる?
社内での情報共有はメールで、という企業の方、まだまだ多いと思います。
社内SNSやビジネスチャットなど何かしらのコミュニケーションツールを利用している企業はまだ全体の約50%ほどです。
http://www.keyman.or.jp/kn/articles/1808/02/news119.html
チャットツール導入のメリットとしては
■個々のタスク管理が容易に
■気軽な発言が可能に
■「◎◎さん、お疲れ様です。/ご確認のほど宜しくお願い申し上げます」等々メール文化特有の定型文を打つ必要がなくなる。
等々細かい部分ではありますが、やはり日々コミュニケーションの占める割合は大きいので、実際に導入してみると便利と感じる部分は多いです。
特にいまだに社内での情報共有はメール・口頭で行っていて、プロジェクトの進みが目に見えにくいと感じているシステム担当者の方はぜひ参考にしてみてください。
ビジネスチャットツール3選
ここでは日本国内でメジャーなチャットツール3つを挙げています。
各社無料プランも展開していますので、検討中の方はまずは無料プランで試してから導入に向けて動きましょう。
チャットワーク
ChatWork株式会社が開発したアプリケーションで現在導入企業数は196,000社を突破しました。
「ITが苦手な人でも使いやすく」とアピールしているように、その特徴のひとつに「使いやすさ」があります。
使いやすいシンプルな画面ながらも必要最低限の機能は十分に詰まっており、洗練されたインターフェースといえます。
私の会社でもチャットワークを導入していますが、新しく入ってきた人やおじさん世代でもすんなり使いこなしている印象です。
ビジネスプランでは一人当たり10GB のストレージが割り振られるので、ファイルサーバとしても使っています。
LINE WORKS
ビジネスチャットツールとしては後発のLINE WORKSですが、リリースから1年で1万社以上に導入されています。
なんといっても日本人にとって慣れ親しんだインターフェースが強みです。本家LINEの日本でのダウンロード数は7600万人以上ですからね…。ビジネスユーザー世代であればほぼほぼ網羅しているはずです。
機能的にも前述のチャットワークよりも豊富に備わっており、メール/アドレス帳(組織対応)/カレンダー/アンケート などさまざまな機能が利用できます。
ストレージ容量も組織全体で1TB・個人1人あたり30GBとかなりの大盤振る舞いです。
また、ビジネス利用では賛否両論かもしれませんが…「既読」機能もLINE特有のものです。
Slack
世界的に最も普及しているビジネスチャットツールといえばこの「Slack(スラック)」です。
全世界で800万人以上に利用されています。
昨年日本語化にも対応し、日本でもますます広がることが期待されているアプリです。
Slackの強みはなんといっても外部アプリとの連携機能です。
現在300以上のアプリケーションとの連携が可能です。
https://slack.com/apps
それらのチューニングに一部専門的な知識が必要な場合がありますが、より業務効率化を図るならSlackがおすすめといえます。
チャット上でソースコードの共有もでき、エンジニアに向けた機能が整備されている印象です。
3社の機能比較
下記は各社ベーシックなプランです。詳細については各社リンクを貼っておきますので、
比較してみてください。
チャットワーク | LINE WORKS | Slack | |
導入企業数
(ユーザー数) |
196,000社 | 約10,000社 | 企業数不明
(800万ユーザ以上) |
月額料金(1ユーザ) | 500円 | 600円 | 960円 |
音声・ビデオ通話 | ◎ | ◎ | ◎ |
外部連携 | △ | 〇 | ◎ |
既読機能 | × | ◎ | × |
ストレージ | 10GB/1ユーザ | 1TB/1グループ
(+30GB/1ユーザ) |
10GB/1ユーザ |
マルチデバイス | ◎ | ◎ | ◎ |
タスク管理 | ◎ | ◎ | ◎ |
https://go.chatwork.com/ja/price/?click=header-navi
https://line.worksmobile.com/jp/home/price
https://slack.com/intl/ja-jp/pricing