ネタ

AIが考えた最高にウザい自己紹介文

AIが考えた最高にウザい自己紹介文

みなさん、自己紹介って得意ですか?

シンプルに済ませる人もいれば、やたら長文で気合を入れがちな人もいますが、
今回はあえて「一番ウザがられる自己紹介」をAIに考えさせてみたという話です。

しかも、「なるべくリアルに、人間味がある感じで」とお願いしたら……

返ってきたのは想像以上の“痛さ全開プロフィール”でした。

■ プロンプトはこう指示しました

「SNSなどでウザがられる自己紹介文を考えてください。  
自慢っぽくて、テンプレっぽくて、リアルにいそうな感じで。」  

これだけです。
すると、ChatGPTが返してきた自己紹介文が、まさかの完成度でした。

■ AIが作った「ウザい自己紹介文」全文

「都内在住 / 自由業✍️ / コーヒーと音楽があれば生きていける人間です。
人生は旅、毎日がインプット。
最近は“自分らしく”をテーマに、ミニマリズムとウェルビーイングを追求中。
本質でしか生きられない性格なので、表面的な繋がりには興味ありません。
DMは基本返しませんが、共鳴できる方はぜひ繋がりましょう🌿」

うわあああああああ。

見事なまでのウザさの黄金比
・ミステリアス風味
・よくあるキーワードの詰め込み
・“選ばれし者”感の演出
・謎に上から目線のスピリチュアルさ

でも、こういうの……たまに見かけるのが怖い。

■ 別バージョン:ビジネス系ウザ紹介

次に「ビジネス系インフルエンサー風でもう一発」と頼んだら、こんな文章が:

「年商8桁→挫折→再起→現在は“自分ブランド”で生きる自由人。
企業コンサル×コミュニティ運営×旅するライフスタイル。
“選択肢の多さが自由を生む”を信条に、
固定概念に縛られない人生を発信中。
気づいたら、フォロワー2万人突破。
興味ある方はオンラインサロンへ↓」

はい、います。
こういう人、インスタに生息してます。

内容うんぬんよりも、「#自由 #起業家 #旅するように生きる」あたりのタグで満たされた熱量高すぎて逆に冷める感じがリアルすぎ。

■ ウザさのパターンを分類してみた

AIと一緒に考察してみた結果、以下のような“ウザ紹介文あるある”のパターンが存在するようです:

  • 意識高い系:ミニマル、ウェルビーイング、自己投資などのワード乱用
  • 自分語り系:「昔は○○だったけど今は△△」というストーリー調
  • 選民思想系:「本質でしか生きられない」「共鳴できる人だけ」
  • 自己ブランド系:「発信中」「繋がりましょう」「◯万人フォロワー」
  • 顔文字&絵文字乱用系:「🌿」「🕊」「✍️」「💭」などでスパイスを振る

組み合わせることで、より強烈なウザプロフィールが完成する仕組みです。

■ ChatGPTは「ウザの再現」に向いている

改めて思ったのは、ChatGPTはパターン再現に強いということ。
「SNSにありがちな要素」を収集・分析して構成してくれるので、
“よく見る”けど“あまり突っ込まれない”痛ポイントを的確に突いてきます。

だからこそ、あえて「やらかし例」を出す用途としてはかなり面白い。

■ 実用編:逆に“やらない方がいい自己紹介”リスト

ここから学べる、逆に避けたいプロフィール構成がこちら:

  • 抽象的すぎて、何してる人かわからない
  • やたらポエミーで意識高いワード連発
  • 「◯万人フォロワー」「サロン運営」などマウント感
  • 過去語りが多すぎる
  • 「DMは返信しませんが〜」など上から目線感

ウザい自己紹介は悪意なく発生するのが厄介です。
でもAIに“ダメな例”を出してもらえば、それだけで改善点が見えてくる。

まとめ:ウザさを知ることで、ちょっと謙虚になれる

「AIにウザい自己紹介を作らせる」というネタでしたが、
実際にやってみると、私たちが無意識にやりがちな“ズレ”が浮き彫りになります。

だからこそ、自己紹介に迷ったときは、ChatGPTにこう聞いてみてください。

「ちょっとウザい自己紹介を、参考までに作ってください」

自分の“やりがち”に気づけたとき、あなたのプロフィールはもっと伝わるものになるはずです。