Contents
Android 15「プライベートスペース」でアプリを完全に隠す方法【仕事用・秘密アプリに】
仕事用の社内アプリや、他人に見られたくないアプリをインストールしていると、ホーム画面にアイコンがあるだけでヒヤッとしますよね。
Android 15 からは「プライベートスペース(Private Space)」という新機能が追加され、端末内に“もう一つの鍵付きホーム”を作れるようになりました。
この記事では、プライベートスペースの概要から初期設定・アプリの移動・ロック解除方法・注意点まで、まとめて解説します!
プライベートスペースって何ができるの?
- 別パスコード(または指紋)でロックされた独立領域を作成
- インストールしたアプリ・データは通常領域から完全不可視
- 通知も“スペース内”に留まり、バッジ表示されない
- ワンタップでスペースを「非表示」にできる
要するに、仕事用プロファイルとプライバシーフォルダーを足して 2 で割ったような機能です。
初期設定手順(Pixel / 純正 UI の例)
- 設定 → セキュリティとプライバシー → プライベートスペース をタップ
- 「プライベートスペースを作成」を選択
- ロック方法を選ぶ(パスコード/PIN/指紋)
- 完了すると、ドロワー最下部に Private タブが出現
タブを開くたびに認証が必要なので、セキュリティはバッチリです。
アプリをプライベートスペースに移動/インストールする
- 既存アプリを長押し → 「移動先を選択」 → プライベートスペース
- Play ストアをプライベートスペース内で開けば、完全に別領域として新規インストールも可能
ポイントは、メイン領域とアプリデータを共有しないため、ログイン情報も別途入力が必要になること。
ワンタップで“消える”クイック設定タイル
クイック設定パネルに「非表示切替」タイルを追加しておくと、1 クリックでプライベートスペースをロック&ドロワーから消去できます。
知っておきたい注意点
- キャリア製 UI や古い端末は Android 15 アップデート後でも実装が遅れる場合あり
- スペース内のアプリ通知は完全遮断されるため、メッセージ系アプリは要注意
- バックアップはメイン領域と別扱い。Google ワンの自動バックアップ設定を見直すと安心
こんな人におすすめ
- 仕事用アプリを休日は完全に隠しておきたいビジネスパーソン
- 家族共用端末で自分だけのプライベート空間を確保したい人
- 金融・仮想通貨アプリなど、2 段階ロックで守りたいユーザー
まとめ
Android 15 のプライベートスペースは、これまで“機種依存機能”だった「アプリ隠し」をOS 標準で実現してくれる待望のアップデート。
設定は 5 分もかからないので、セキュリティやプライバシーが気になる方は、ぜひ試してみてください!
