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CBD の次は CBG!
「CBG グミ」がウェルネス市場を席巻するワケ
リラックス素材として定着した CBD(カンナビジオール)。
その“親分”とも呼ばれる CBG(カンナビゲロール) が 2025 年に入り、
グミ形態で北米・EU のサプリ市場を急拡大させています。
■ CBG って何? ─ CBD との違い早見表
| 項目 | CBD | CBG |
|---|---|---|
| 原料 | 成熟ヘンプ花穂 | 未成熟ヘンプ(CBG-A が多い) |
| 主な作用 | 鎮静・抗不安 | 集中力サポート・抗炎症・整腸 |
| 脳内結合受容体 | 5-HT1A、TRPV1 | CB1 / CB2 への “軽い直接結合” |
| 法規制(米国) | THC 0.3%未満のヘンプ由来 | 同左(マイナーカンナビノイド) |
CBG は大麻草が成熟する前にわずかに存在する レアカンナビノイド。
抽出効率が低く、これまでコスト面で普及が進みませんでしたが、
2024 年から培養セル法による “無農薬バイオ合成 CBG” が商業レベルで成功し、
グミへの大量配合が可能になりました。
■ 市場が一気に拡大した 3 つの理由
- 合成コスト▲70%
ABI Labs のバイオリアクター量産で 1 kg あたり $45 → $13 に。 - FDA “No Objection Letter” を 3 社が取得(2024/12)。
▶ GRAS(Generally Recognized As Safe)相当の原料承認が進む。 - 「ノン・スリーピー」訴求
CBD より眠気が少なく、仕事中・ワークアウト前でも使いやすい。
■ 最新リサーチ:CBG のエビデンス
- JCI Insight 2024
─ マウス炎症モデルで痛覚シグナル 45 % 低減 - Journal of Psychopharmacology 2024
─ 20 mg CBG 投与で
作業記憶テスト正答率 +12 % - ClinicalTrials.gov NCT06233144
─ 過敏性腸症候群 (IBS) 患者 120 名対象フェーズ II 進行中
■ 注目の〈CBG グミ〉TOP3(北米版)
| ブランド | CBG:CBD 比率 | 価格 | 特徴 | リンク |
|---|---|---|---|---|
| Wyld Focus | 1:1 (20 mg:20 mg) | $34 / 20ct | ラズベリー味・低糖質 | 公式 |
| Medterra True Full Spectrum | 2:1 (25 mg:12.5 mg) | $59 / 30ct | USDA 有機ヘンプ・睡眠ブレンド有 | 公式 |
| Nuleaf Naturals | 15 mg:15 mg | $49 / 60ct | 全成分ラボ公開、ビーガン | 公式 |
※日本では THC 残留 0.001% 未満・食品輸入届出が必須です。
■ 法規制のチェックポイント(日本向け販売時)
- 厚労省「大麻取締法」:THC 検出 0 ng/g 証明書(海外 ISO-17025 ラボ)
- 食品衛生法:食品等輸入届出 & 成分分析
- 景表法:医療効果の明示 NG(リラックス/集中サポート表現は可)
■ まとめ:CBG グミが選ばれる 3 つのポイント
- バイオ合成により コストダウン × 高純度 を両立
- CBD より“ノン・スリーピー”でデイタイムに使いやすい
- 抗炎症・整腸・フォーカス作用の初期エビデンスが拡充
「昼間でもパフォーマンスを落とさずケアしたい」
そんなニーズにフィットする CBG グミ。
日本市場でも 2026 年以降、本格的な製品ラッシュが予想されています。
次なるウェルネスの波に、いち早く乗り遅れないようチェックしてみてください!
