小学生でもわかる「ダークマター」ってなに?
「ダークマター」って聞いたことあるかな?
名前がちょっとこわそうだけど、じつは 宇宙のなぞ を解くための、とっても大事なカギなんだ!
今回は、子どもにもわかるように、やさしく説明するよ。
👻 ダークマターは“見えないなにか”!
ダークマター(英語で「暗黒物質」)は、目に見えない、ふれられない、ふしぎな物質のこと。
でも、たしかに「ある」はずなんだ。
どうしてわかるかというと…
まわりの星や銀河が、ダークマターに引っぱられているのが観察できるから!
🪐 宇宙の“重さ”のほとんどは見えない!
宇宙にあるものの重さをぜんぶ調べてみると、こうなるよ:
- わたしたちが見えるもの(星や人や食べもの):たったの5%
- ダークマター(見えない重さ):約27%
- ダークエネルギー(もっとふしぎな力):約68%
つまり、宇宙のほとんどは「見えないもの」でできているってこと!すごいよね!
🔭 見えないのに、どうやって調べるの?
ダークマターは光を出さないし、反射もしないから、ふつうの望遠鏡では見えないんだ。
でも、まわりの星や銀河の「動き方」がヘンなとき、そこに“見えない何か”があると考えられるよ。
たとえば…
- 銀河がクルクル回るスピードが速すぎる → 重たいダークマターがあるかも!
- 遠くの星の光がゆがんで見える → 光が「見えない重さ」に曲げられてる!
🧪 科学者たちは今も大研究中!
ダークマターが「何でできているのか?」は、まだナゾのまま。
世界中の科学者たちが、いろんな方法で調べつづけているよ。
