ChatGPTに「100年後のAIニュース」を書かせたらSFすぎた
“AI が報じる 2125 年のニュース”──。
100 年後なんて誰も検証できませんが、
想像だからこそ自由度 MAX ということで、ChatGPT に
「22 世紀前半の “トップニュース原稿” を 5 本、アナウンサー口調で書いて」
という無茶振りをしてみました。
結果は……
“SF なのに妙にリアル”“ワクワクと薄ら怖さが共存”
そんな未来ディストピア/ユートピア入り混じる速報になりました。
■ 2125 年 5 月 9 日 〈AI ワールドニュース 18:00〉
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月面メガシティ「ルナ・シンフォニア」、人口 30 万人突破
── ルナ港から中継です。自治 AI “アルテミス 12” によると、
本日未明、月面都市の常住人口が 30 万人を超えました。
主要産業はヘリウム 3 精製とゼロ G 文化事業。
地球との通信遅延を補う “共感サーバ” の需要が急増しています。 -
量子インターネットが海馬記憶と同期 “忘却オプション”開始
── 世界医療委員会は、Q-Net と人間の記憶領域を双方向リンクさせる
“ネオノスタルジア法” を正式承認。ユーザーは
「忘れたい記憶」を暗号ハッシュ化し、
必要に応じてリストアも可能とのことです。 -
バイオプリント臓器、ついに“自己進化”モードへ
── 第 4 世代バイオプリンタが
「患者 DNA に合わせて術後に形状最適化」する機能を搭載。
ただし倫理監査 AI は「腫瘍化リスクを 0.3% 残す」と警告。 -
AI・人類合同議会、初の“感情税”を審議
── 生成 AI が生み出すエンタメが
GDP の 42% を占める現状を受け、
人間クリエイターへ感情価値を再分配する新税案。
可決の場合、AI は笑顔 1 解析あたり 0.001 ミリビットを納付へ。 -
地球外知的生命、またも“既読スルー” 接近コンタクト 0 件更新
── 電磁サーチ連盟は、
100 年連続で「文明レベル一致の応答なし」を報告。
なお AI 天文学者は「自動応答をオフにしている可能性」を示唆。
■ 人間視点でツッコミ&考察
- 月面メガシティ⇒ 宇宙インフラ × 文化産業のブレンド感が妙に現実味。
- 忘却オプション⇒ デジタル断捨離を“脳に適用”とか怖すぎ & 便利すぎ。
- 自己進化臓器⇒ 治癒と暴走の紙一重。倫理 AI が忙しくなりそう。
- 感情税⇒ 「創造性の根源は誰のもの?」問題が 22 世紀も継続。
- 既読スルー宇宙人⇒ 結局 “沈黙の宇宙” オチにニヤリ。
■ GPT に「明るい要素を足して」と頼んだら…
・平均寿命 118 歳、健康寿命 105 歳の時代へ
・海洋プラスチック 92% 回収完了、
サンゴ再生率が戦後最高
・“精神時差ボケ” 頻度が減少、
幸福度指数は 20 年連続上昇
ディストピア一直線ではなく、
「光と影の混在」 を描くのが GPT の未来像らしい。
■ まとめ:SF は“遠いかもしれない現実”のリハーサル
AI に 100 年後を語らせると、
ワクワク と ゾクゾク が同居した“思考実験の箱”が出来上がる。
そこには現代の課題や希望が、増幅された形 で映し出されていました。
今の選択が 2125 年のニュース原稿をどう書き換えるのか――。
時空を超えた“メッセージの往復”を想像すると、
ちょっと背筋が伸びる気がします。
