暗号通貨

仮想通貨ハッキング対策――初心者が取れる自衛策 5つ

仮想通貨ハッキング対策――初心者が取れる自衛策 5つ

2024 年の暗号資産ハッキング被害額は Chainalysis 報告 によると 18.2 億ドル(約 2.8 兆円)。取引所やブリッジが破られ、個人ウォレットのフィッシング被害も急増しています。
「難しいことはわからないけど、最低限の自衛はしたい!」――そんなビギナー向けに、今日から実践できる5 つのハッキング対策をまとめました。


1. 国内登録済み取引所+2 段階認証を徹底

  • 金融庁登録の交換業者を選ぶ(資産分別管理・監査義務あり)
  • SMS ではなく認証アプリ(Google Authenticator など)で 2FA を設定
  • 取引所選びで迷ったら、口座開設が早く UI もわかりやすい bitFlyer 公式サイト からスタート

2. >長期保管はハードウェアウォレットへ

  • Ledger Nano または Trezor など、秘密鍵をオフライン保存
  • 購入直後にファームウェア更新、PIN & リカバリーフレーズを紙と金属プレートに二重保管
  • 10 万円以上を数年以上保有するつもりなら必須と考えよう

3. フィッシング/偽アプリを見抜く 3 チェック

  1. URL に「🔒 HTTPS」があるか
  2. 公式 SNS・ブログに掲載されたリンクと一致するか
  3. アプリは Apple/Google の開発者名を確認(レビューが極端に少ないものは要警戒)

4. “種フレーズ(シーズフレーズ)”は絶対オンライン保存しない

  • スクリーンショット・クラウドメモ・メール下書きは厳禁
  • 紙+耐火金庫 or スチール板刻印でオフライン保管
  • 家族への承継も考え、保管場所と手順をメモして別封筒に

5. PC・スマホの“衛生管理”を怠らない

  • OS とブラウザを自動更新(ゼロデイ悪用を防ぐ)
  • 公共 Wi-Fi では VPN を使用
  • Chrome 拡張は最小限に、怪しいエアドロップサイトを開かない

実践チェックリスト(印刷推奨)

  • [ ] 登録済み取引所で 2FA 設定済み
  • [ ] ハードウェアウォレットを購入・初期化済み
  • [ ] 秘密鍵/リカバリーフレーズをオフライン保管
  • [ ] PC/スマホを最新 OS &ブラウザに更新
  • [ ] 不明リンクは Virustotal で事前チェック

まとめ

ハッキング対策は“多層防御”が基本。難しいハードルは不要で、まず 2FA → ハードウォレット → フィッシング警戒 の 3 点だけでも被害リスクを大幅に下げられます。
大切な資産を守るため、今日からチェックリストを一つずつ潰していきましょう!