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Android 15の新機能「盗難対策ロック」と「Remote Lock」を即設定する方法
外出先でスマホを盗まれると、端末だけでなく写真・SNS・銀行アプリなど個人情報の塊が一気に奪われることに。
Android 15 ではAI 盗難検知ロック(Theft Detection Lock)とRemote Lockという 2 つの新セキュリティが標準搭載され、万一の被害を最小限に抑えられるようになりました。
この記事では、それぞれの機能概要と実際の設定手順・注意点をわかりやすく解説します。
1. 盗難対策ロック(Theft Detection Lock)とは?
- AI が異常な動き(急な加速度・方向転換)を検知すると、画面を即座にロック
- 顔認証や指紋認証が無効化 → PIN / パスコードのみで解除可能
- 泥棒が画面をオフラインで初期化しようとしても、Google アカウント認証を要求
設定手順(Pixel 8 Pro 例)
- 設定 → セキュリティとプライバシー
- 「盗難対策ロック」をタップ
- トグルをONにする → 動作テストを実行
テストでは端末を上下に素早く振るとロックされ、PIN でしか解除できない挙動を確認できます。
2. Remote Lock(リモートロック)とは?
- スマホを紛失しても他人のデバイスや公衆 PCから、電話番号だけで遠隔ロック
- Google アカウントのパスワードを覚えてなくても OK(SMS 認証またはバックアップ電話番号認証)
- Find My Device Network(近接端末経由の位置特定)と併用可能
セットアップ手順
- 設定 → セキュリティとプライバシー → デバイスを探す
- 「Remote Lock を有効にする」をタップ
- バックアップ電話番号を登録(SMS コードを受信できる番号)
紛失時にロックする流れ
- Find My Device にアクセス
- 電話番号を入力 → SMS で届くコードを入力
- 端末が即座にロック & 位置を追跡
3. 併用で鉄壁セキュリティ
盗難対策ロック=その場で奪われた時、Remote Lock=紛失後に遠隔操作。両方 ON にすることで、盗難シーンをオンライン・オフライン両面からカバーできます。
注意点
- GPU やセンサー常駐により、わずかにバッテリー消費が増える(体感 1〜2%)
- ロック後に PIN を忘れると自分でも開けない → 回復用デバイス/Passkey 管理を推奨
- キャリアカスタム UI では導入タイミングが遅れる場合あり(2025 Q3 予定)
まとめ
Android 15 の新ロック機能は、「スマホ=財布以上の個人情報」という時代の必須装備。
アップデート通知が来たら、まず最初にセキュリティ設定を確認しておきましょう!
