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フードシェアリングって?
飲食店の方々はある程度の見込みのもと、食材を仕入れますが、余ってしまうことも少なからずあります。
そこで、登場するのはフードシェアリングの仕組みです。「捨てるくらいなら少しでもお金にしたい」という売り手側と、「安く売ってくれるなら買いたい」という買い手がマッチさせてくれます。廃棄の量も減り、売り手・買い手・環境 それぞれにメリットのある仕組みです。
海外だとスウェーデン発の「Karma」が代表的サービスで、会員数は既に45万人以上とかなりメジャーな存在となってきています。
日本ではまだまだなじみのないサービスですが、日本でも使える3つのフードシェアリングのサービスを紹介します。
フードシェアリングサービス3選
①TABETE
TABETEは2018年4月にリリースされた、フードシェアリングサービスです。
TABETE は廃棄の危機にある食事を手軽にレスキューできるWebプラットフォームです。 まだおいしく食べられるけれど、閉店時間や賞味期限などの理由からお店が捨てざるを得ない状況から、TABETEユーザーが食事を救い出すことができます。そんな TABETE は、「ユーザーよし」「お店よし」「環境よし」と、みんながハッピーになれる「三方よし」の社会派ウェブサービスです。
登録ユーザは飲食店からの「レスキュー」を受け取ることができます。
レスキューとは、廃棄になりそうな食材情報のことで、定価よりも安価で購入することができます。
受取予定時間などを指定して、予約後、店舗へ受け取り(レスキュー)に向かいます。
レスキュー食材は定価の2割引き~半額くらいの価格で買うことができます。
②ReduceGO
ReduceGoは定額型のフードシェアリングサービスです。
先述の「Tabete」は登録等は無料ですが、割引で購入できるサービスです。
一方のReduceGoは月額1,980円のサブスクリプションで1日2回まで店舗で余った食材を無料でもらうことができます。欲しいと思った食材があったら、予約して店舗まで取りに行く必要があります。
1日1回使ったとしたら1食あたり66円、1日2回で最大1食あたり33円という価格になるので、うまく使えればかなり節約できます。
店舗側も渡した回数などに応じて、手数料をもらうことができます。
加盟店もどんどん増えているので、自宅や職場の近くの加盟店をある程度確認してから登録するのがよいと思います。
③tabeloop
上記の2サービスは店頭に直接取りにいくのに対して、tabeloopは通販型のフードシェアリングサービスです。ネットで注文して、自宅に届きます。
tabeloopは売り手と買い手をつなぐプラットフォームです。
そのままにしておくと廃棄となってしまう食材たちをtabeloopを通じて必要な人へと販売する仕組みです。
tabeloopは提供側が飲食店ではなく、
- 食品・飲料・菓子メーカー
- 食品・飲料・菓子卸
- 小売店
- 農家・漁師
などとなっており、Tabeloopは通販型のシェアリングサービスということもあり、全国の食材を購入することができます。(TABETE、ReduceGoは現状関東地区に限定)